*ボイスビルダー/阿部あかね*
1970年10月20日 生まれ O型 天秤座
レイキ(西洋式)マスター。
山形県寒河江市(さくらんぼ日本一の街)出身。
山形県立山形北高等学校音楽科卒業。
国立音楽大学声楽科卒業。
日本、イタリア、スロヴェニア(旧ユーゴスラヴィア)のOperaの舞台で経験を積む。声種はソプラノ・リリコレッジェーロ。
2002年のVOICELABOスタート時より、新人育成、Live、レコーディング前後の調整、オーディション前の調整など、現場に結果の残るレッスンに定評があり、ジャンルや年齢性別人種を問わず、数々のアーティストのパートナとして多くの実績がある。
レッスンは自身が数々の現場やレッスンを経験した中で解決しなかった疑問や問題点を改善するために考案したメソッド『A Logic』を駆使して行っている。
『A Logic』は、自身が声が出なくなった体験から、従来のボイストレーニングでは曖昧だったイメージからのレッスンをより噛み砕いて、喉の筋肉のストレッチや筋トレのような物理的なアプローチをして、声帯から身体にブレスで共鳴を繋ぐ独自のメソッドである。声に対する課題には身体への共鳴や音程、表現などがあるが、特に以下のような課題の解決を多くの人が望んでいる。
・気持ちを込めているのに伝わらない
・スタミナが持たず枯れてしまう
・短期間でレコーディングやLIVEに向かいたい
・飛躍的に成長したい
・ポリープなどの手術後、または音声障害をかかえている
このような問題に対して、具体的な解決を提示し結果を残している。
VOICELABO/ボイスビルダー阿部あかねは2002年の開設当初より宣伝を打たず口コミだけでレッスンを広げ、青山テルマ、城南海、シシド・カフカ、クリス・ハート、bless4/AKASHI/KANASA/AKINO/AIKI、村上佳佑、TEE、KUNI、ソナーポケット/ko-dai、ミラクルベルマジック、みゆはん、レイターズ/Candy or Whip、メロディー・チューバック、SOLIDIMO/シュネル、ONE DRAFT/LANS、谷村奈南、ゴールデンボンバー/翔、AKANELIV、JYONGRI、ハルカハミングバード、小音桃まい、藩めぐみ(声優)佐藤史果、泉彩世子、原田翔音、原田聖也、SHAMANZ/tama、つしまみれ/まり、MAX/mina、SPEED/今井絵里子、華原朋美、山崎育三郎、松岡修造、伊原六花、玉置成実、竹内ほのか、竹内唯人、三浦春馬、島ゆいか、里中トヨ子(オペラ・クラシック)橋下美香(オペラ・クラシック)村上佳菜子(プロスケーター)石川英郎(声優)(順不同、敬称略)他、役者、アナウンサー、解説者、会社経営者などフロントで活躍するプロの皆さん、また、各種専門学校、音楽大学、地域セミナー講師、企業セミナーなどの分野でも幅広く日々レッスンを重ねている。
2018年7月より、20年の経験からの飛躍的成長プログラム『最強プログラム』を開始。
声、パフォーマンス、スタイル、食、マインド、という5つのカテゴリーから個々に合わせたアドバイスを組み込んだ半年間は受講者からの圧倒的支持を受け進行中。
ボイスビルダーの阿部あかねです。
ちょっと、私自身の話をしてもいいでしょうか?
少し、長くなりますが、、、。どうかお付き合い下さいませ。
原宿のエレベーターのない(!)5階のレッスン室「あかねビル501」からレッスンを始めて今年で17年が経過しました。
あかねビルという名のビルは私のビルではないのですが(といつも言ってきましたが笑)偶然に同じ名前のビルからスタートして、あかねビルは今も原宿の真ん中にあります。
もちろん私がレッスンを始めたビルから新しくなりましたが、「あかねビル」という表札があって、原宿の真ん中にあるその場所は私にとってとても大切で、原宿でレッスンをスタートした事は、田舎で育った私にとって夢を広げる大きな礎となりました。
山形の高校を出て、18歳で東京に出て来たのは音大で勉強する為でした。声楽を学び、クラシックのオペラの舞台で生きて生きたいと思って、音大を出てオペラの団体で研鑽を積んでいた私ですが、途中、声が出なくなり、どうやって歌うのかよくわからなくなる、という経験に出会います。
たくさんの先生に師事し(まるでなっていない生徒でしたが。あの頃お世話になった皆様、本当に感謝申し上げます)わかったような、よくわからないような状態でずっと歌っていたのですが、声が出なくなり途方に暮れていた時、当時大変にお世話になっていた方が紹介下さった先生が、声帯の筋肉をトレーニングし身体に繋いで行くような方法でレッスンをしており、その方法は、世界中のコンクールで名を残す皆さんが必ず通っている方法でした。
それは、今まで自分が習ってきた事とは真反対とも思える事ばかり、、、。なぜそれをするのか、一つ一つがどう身体とつながっているのか、などの言葉での説明はないいわゆるクラシックのレッスンのやり方でしたが、なぜそれをするのかはわからないけれど、その方法はとにかく革命的でした。
感覚がよくわからないので、一度、勇気をもってどんな感じがするのですか?と聞いてみました。先生からは、「出来た人にしかわからない」という名言をいただき、、、見えない筋肉をトレーニングしているのですから、、、今となっては、なるほど~と思っています。
その革命的だと信頼したレッスンを丸2年積んで、早くオペラの舞台で活躍したい、先生にはなりたくない!!と思っていた私でしたが、、、。
紆余曲折あり。
新しい革命的なレッスンの中身を少しできるようになってからは、発声で困っている人に、この革命的な方法を伝えたいと思うようになっていました。
その流れでご縁あり専門学校の先生になります。
大きな学校で、週800人(!!)からの生徒さんとの授業をするという毎日を過ごしました。
そこで、たくさんの声の個性と向き合う経験を踏ませていただきました。
自分が習ってきた方法を、言葉で、一つ一つはどんな役目があるのか、声の成り立ち、筋肉の場所、身体で歌うという体感、、、これらを言葉で伝えられるように、試行錯誤した年月です。
もちろん一人一人の声は違うので、どうやったら良くなるかを試行錯誤出来た期間でもあり、私にとってはたくさんの臨床を経験させていただくような大切な大切な時間です。
週に800人の生徒さんと、と考えると、延べ人数でのレッスン人数はものすごい数ですね!?
その学校にお世話になった月日は丸4年。
そこから原宿あかねビル501に「VOICELABO」を立ち上げます。
大きな学校を丸4年経験していた私は、宣伝の効果も経験していましたので、宣伝なしでやっていこうと決めて小さなレッスンクラスを開始しました。最初の生徒さんは8人。
ご紹介で繋がるその小さなクラスには、素晴らしい逸材が集まりました。
その中には青山テルマちゃんがいたり、シシド・カフカちゃんがいたり、心震えたのは泉彩世子、ちょっと後の方ではクリス(クリス・ハートくん)がいたり。心が震えるような歌を歌う人、その才能にドキドキしてしまうような人達との出会いが本当に宝石のように、、、宝石と言ったら、、、天に還った七奈美との出逢いもありました。
その出逢いこそが、今の私を支え、声、歌、音楽、表現に繋がる、今を形成してくれました。
出来てみないとわからない、という感覚も、トレーニングの一つ一つが、
なぜそれをするのか?
身体で歌うとは?
喉声とは?
腹式呼吸とは何か?
etc.etc.....
一つ一つを言葉を使い、筋肉や身体の構造に沿った説明をしてレッスンを進めます。
癖と個性とを見極めながら。
本当に縁と運ですね。
先生になりたくなかった私ですが、先生と呼ばれる仕事に恵まれ、毎日に感謝しています。
また、色々な経験に出会い命にも向き合い、その先に、表現とは何か、を考えるようになりました。
表現とは。
生きている事そのものだと私は思います。
自分と言う、二つとない今ある身体をどう生かしていくか。
そして、どう人と社会と繋がるか。
そして表現を学ぶ事は生きる事を磨く事だと思います。
身体も心も、眠っている機能を起こしてきたり、活性させたりする事で、なりたい自分が見えてきます。
また、声は身体あってのものです。
声は、身体と同じように一人一人違いますが、身体よりももっと深くその人自身を表現します。
ですから、声を調整するトレーナー、指導者の育成は今の現場の実情に於いて急務だと常に感じています。
物理的な事の理解なく、感覚だけでレッスンしている現状を変えていく事が今、必要です。
感性を声で表現するには、表現しうる身体、声、つまり、筋肉、息の流れ、身体の共鳴が必要です。声と身体の繋がりは、物理的な知識が必要な事はもちろん、心理的要素についての知識も経験も必要だとプロの皆さんの現場なら尚更、痛感します。
お腹に吸って、喉で歌わないで、という慣例的な指導から、この症状ならこれ、この状態ならこれ、というような具体的にピンポイントにアドバイスできるトレーナーがもっと必要ではないでしょうか?
もちろん、今教えていらっしゃる先生を、否定している訳ではありません。
皆、生徒さんを良くしたい気持ちは同じですから。
急にこんな展開になりましたが笑;
声が自由になるツールは一つではありませんが、より筋肉の構造や物理的な状態を的確に捉えた知識と経験を持ったトレーナーがもっともっと必要だと、よく思うのです。
私のLogic=「A logic」は、その知識や経験を得ることの出来るメソッドです。
なんとなくの指導ではなく、自由な表現を一人一人に、フィジカルに引き出していけるトレーナーになる人が増えたら、もっともっとたくさんの心が広がっていくはずだと思っています。
愛を伝える、生きている素晴らしさを伝える声の自由を広げて行けたら!!素敵だな、と思っています。
そして、先生として活動していらっしゃる皆さん、多くの皆さんの声や心を解放する声のスペシャリストになりませんか?
技術を得るのは簡単ではありませんが、得られたら、きっと声や音楽、表現に対する感覚、意識が変わるのではないでしょうか?
シンガーというアーティストは、たった一人で何万人をも前に、メッセージと届ける事の出来るアーティストだと私は思っています。
だからこそ、アーティストの声の調整は良いものだけをたくさんの人に届けられるよう、私自身の調整は必須。愛を繋げるよう、選ばれし者として自由に羽ばたけるようにサポートします。
どんなに上手い楽器の演奏でも、どんなに上手なダンスでも、一声歌ったら全てをさらってしまえるのが歌です。声は当たり前にあるものですが、身体あってこその今しかない特別なもの。
声は自分自身。
長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございます! !
声は生きていているからあるもの。
今日に感謝して。
いつもありがとうございます!!
VOICELABO
ボイスビルダー/阿部あかね